社会課題解決に向けた革新的なプロジェクトが2025年11月1日からスタートします。今回、「2025年度GAPファンド支援プログラム」公募に応募し、採用が内定しました。この研究は、生成AI関連技術と「概念型探究」という学習環境デザインの手法を組み合わせ、学校の教職員を対象にした生成AI活用のための研修とフォローアップパッケージのビジネスモデル基盤を築くことを目指しています。
このプロジェクトが顧客(教育現場)に提供するサービスは、主に2つの柱から成り立っています。一つは、次期学習指導要領で求められる概念型授業の導入をサポートする授業用ウェブアプリとその活用研修です 。もう一つは、教育委員会におけるウェブアプリの内製体制の構築支援です 。
研究のステップ1では、連携先である松山市教育委員会と共同で授業用ウェブアプリを試作し、実際の学校教育で運用する計画です 。同時に、教育委員会がアプリを内製できるようになるための研修プログラムのプロトタイプ開発も進められます 。このパッケージは、Google社の生成AIサービス群「Gemini」やバックエンドサービス「Firebase」を活用し、教職員がAIを使いこなして校内に「クラフト文化」を育むための概念型研修パッケージとなることを目指しています。研修を受けた教職員には、デジタルバッジも発行される予定です。研究開発期間は2025年11月1日から2026年10月30日までです。
この研究を通じて、学校教育における生成AIの活用を促進し、未来の学びの形を創造していきます。
研究概要は以下を確認ください。

2025年度GAPファンド支援プログラムの公募内容はこちら
https://psi-ecosystem.net/news/VduEm-F0
