8月9日(水)は、SDGsワークショップ・SDGs教室の合同開催でした。ワークショップのほうで進めていたアップサイクルの制作を、SDGs教室の子どもたちと一緒に行いました。今日はそれぞれ自由に活動していて、傘を分解したり、スマホケースやSwitchケースを作ったり、3Dプリンターでの制作を行ったりしていました。
傘を分解していた子どもたちは、黙々と作業を進めてくれ、大量にあった傘のほとんどを分解してくれました。傘によって生地と骨組みの接合部分が取れにくいものもありましたが、なんとか工夫しながら進めてくれました。
スマホケースは、ビニール傘を4重にしてアイロンで熱を加えることで、強度を出していました。ストラップは、様々な傘のネームバンドを切り取ってグルーガンでつなげ、いろいろな色になるように工夫しました。実際に使うことを想定し、大学生に手伝ってもらいながらストラップの長さを考えている姿も見られました。小学生が使うときには、ストラップを結ぶことで調節可能になっています。
Switchケースもスマホケースと同様に、ビニール傘を重ねてアイロンで熱を加えて作っていました。途中、クッキングシートを挟むのを忘れ、ケースが引っ付いて開かなくなってしまうというハプニングがありましたが、なんとか補強をして上手く形にすることができました。まだまだ試作なので、今回のことを活かして実際に商品化していってもらいたいです。
3Dプリンターは、アップサイクルに関係あるのだろうかと思うかもしれません。例えば、以前SDGsワークショップのほうでもやっていたペットボトルのキャップの合体などがあります。3個のペットボトルのキャップなど、実際には難しい合体の仕方でも、3Dプリンターでは可能な場合があります。その合体させたペットボトルのキャップの接合部をいくつも作り、それにペットボトルをはめるだけで、家具などの大きなものでも作ることができます。それを見据え、今回は試作ということで3Dプリンターを動かしてみました。
上手くいかないこともありましたが、今回はマインクラフトのキャラクターを制作することができました。実際に3Dプリンターが動いて形になっていくところを見るのは、大学生の先生たちも含めて初めての経験だったので、みんな興味津々でした。
次回8月23日(水)は、アップサイクル愛媛の社長さんに来ていただきます。今回までに作ったアップサイクル作品も見てもらい、様々なお話を聞くことができると思いますので、ぜひ楽しみにしておいてください!