2月7日(水)の活動では、ペットボトルのキャップを使った遊びをしました。今回はいつもより参加者が少なく、対戦するようなゲームを行うことはありませんでしたが、それぞれ個人で遊びを考えて楽しんでいました。活動の初めは、いつものように大きな机を広く使って遊んでいました。キャップを指で弾いて、遠くに積み上げたキャップを飛ばしたり、キャップを重ねて作ったタワーを倒したりしていました。机を縦に使う子と横に使う子がいて、キャップが交差していましたが、それはそれで楽しんでいる様子でした。
以前から、キャップでタワーを作るときなどに、両端がキャップの表面になるようテープでくっつけている様子が見られていました。今回はその形に着想を得たのか、2つのキャップをくっつけ、両面に文字を書いて将棋の駒を作っている子がいました。素材と身のまわりのものを結びつけるというのは、アップサイクルにおいても大切な意識だと思います。これからも子どもたちからいろいろなアイデアが出て、来年度の活動がより面白くなればと思います。
活動の後半には、上に投げたキャップをペットボトルでキャッチして遊んでいました。なかなか難しいようで、キャッチできるとかなり喜んでいました。遊びの中でキャップを拾ったり渡したりしていると、キャップを投げて別の人がキャッチするという遊びに発展し、2人で遊ぶ様子も見られました。あまり活動に参加できていない子も、自然と一緒に遊べるような流れが見られ、こちらとしても嬉しく思います。
また、今回もペットボトルのキャップやプラスチック製容器包装を利用したマグネットの試作を行いました。キャップと磁石を重ねてアイロンで熱を加えると、真ん中の部分が薄く表から磁石が透けてしまうので、それを解決するために試行錯誤している最中です。以前までは、プラスチック製容器包装の中でも特に薄いフィルムやラベルを使用していたので、今回は厚みのあるパックを用意しました。マグネットよりも大きく切り取ってアイロンで接着してみると、やはり溶ける段階でデザインは崩れてしまいました。
きちんとくっついているように見えますが、少し力が加わると簡単に外れてしまったので、強度の問題もありそうです。マグネットの裏側からも、キャップとパックを接着するようにアイロンで熱を加えてみましたが、あまり強度は上がりませんでした。まだまだ改善点がありそうです。