さいきんはあついから、のどがかわくね。
今日はペットボトルのジュースをいっぱいのんだよ。
ペットボトルは、かるくてべんりだよね。
おうちにも、たくさんペットボトルがあるよ。
すごいね。たけしくんはリサイクルってしってるかな?
リサイクル?なんかきいたことはあるなあ…
リサイクルとは、つかいおわったものを、作り直してまたつかうことです。
日本では、リサイクルには「マテリアルリサイクル」、「ケミカルリサイクル」、「サーマルリサイクル」の3つがあります。
マテリアルリサイクルは、ペットボトルのごみがあたらしいペットボトルに生まれかわったり、プラスチックのごみが、バケツやベンチにかわるものだよ。
つまり、モノからモノに生まれかわるリサイクルだね。
そうなんだ!
じゃあずーっとモノが生まれかわることができるから、かんきょうにもやさしいんだね!
でもね、リサイクルするたびにどんどんふるくなるから、きれいなモノがつくれなくなってしまうんだよ。
そっか…ずっとリサイクルするのもむずかしいんだね。
だけど、ケミカルリサイクルというやりかたでは、プラスチックのごみを小さなつぶにしてからプラスチックにかえるので、何回でも生まれかわるよ。
でも、小さなつぶにするために大きな工場がいるから、石油やガスのようなエネルギーをつかったり、お金がかかったりしてしまうんだ。
いいところもわるいところもあるんだね。
サーマルリサイクルはどうなんだろう?
サーマルリサイクルというのは、プラスチックごみをもやしたときのねつをあつめて、ほかのものにつかうことなんだ。
あつめられたねつは、はつでんやおんすいプールなどにつかわれているよ。
もやすんだね!
プールにも、もやしたときのねつがつかわれていることがあるっていうのは、知らなかったな。
生ごみは水が入っているからもえにくいけれど、プラスチックはもえやすいものから作られているから、もやすにはとてもいいんだ。
だけど、外国ではサーマルリサイクルということばはなくて、リサイクルとは考えられてないんだよ。
それから、じつはさっきのケミカルリサイクルも、てつのもとになる石や、すみといっしょにプラごみをもやしているだけなんだ。
えぇー!?
本当は、さっき言ってたみたいに何回も生まれかわっているわけじゃないんだね。
そうなんだ。
つまり、日本でリサイクルされているプラスチックのほとんどが、本当はもやされているんだよ。