材料集めの計画と実施

3-4Graders

 7月5日(水)の活動では、前回の話し合いの続きとして、制作に使う材料を大学でどうやって集めるか、集めたものを何に使うかについて考えました。

 まずは大学で出そうなゴミを考えたところ、傘という意見が子どもたちから出てきました。実際、大学内にもたくさんの傘が放置されているので、目の付け所が素晴らしいですね!また、大学で材料を集めるために、回収ボックスを作るという案が出たので、作って設置できたらと思います。

 集めたものを何に使うかについては、子どもたちからあまりアイデアが出てきませんでした。そのため、何を作りたいのか、どんなものを売りたいのかを考えました。売れそうなもの、誰かに喜ばれそうなもの作るという意識があまりないように感じたので、残りの時間はアップサイクルについての動画を視聴しました。

 

 7月7日(金)の活動では、前回考えたように傘を回収するためのボックスを作りました。まず、大学生が傘を入れてくれるためには、回収ボックスにどんなメッセージを書いておけばよいか考えました。それぞれが案を出してホワイトボードに書き、入れたほうがいいと思う言葉などをまとめて、メッセージを考えてくれました。この言葉の方がいいから使おうということを、子どもたち自身で話し合いながら決めていたのがとても印象的でした。

 メッセージを決めた後は、ダンボールを使って回収ボックスづくりを行いました。傘を入れるということで、普通の大きさの傘用と、折りたたみ傘用の回収ボックスを作りました。普通の大きさの傘を入れるには、高さがあった方がいいということで、ダンボールを縦に2つ重ねてガムテープで固定していました。固定するのには苦戦している様子で、子どもたちは協力しながらガムテープで貼っていました。

 最初に決めたメッセージは、ダンボールを四角形に切って書いていました。しかし、回収ボックスとは別に書いたことにより、どうすれば見やすくすることができるかという問題が生じました。しばらく考えていると、子どもが看板のようにしたらいいのではないかとアイデアを出してくれました。そこで、支柱のようにダンボールを切って、メッセージを書いたものを回収ボックスにつけてくれました。しかし、強度が足りず、活動後にはすぐ折れてしまいました。ダンボールには曲がりやすい方向があるので、それを踏まえて補強できたらいいなと思います。

普通の大きさの傘用の回収ボックス
折りたたみ傘用の回収ボックス
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