2025年11月11日(火)愛媛大学ひめテラス1階のNP地域交流ルームにて、愛媛大学若手RU主催の「ゲームに学ぶコミュニティの作り方」と題したセミナーが開催されました。愛媛大学大学院地域レジリエンス学環の中川勇佑さんが企画を担当した本セミナーは、「企業と顧客」という関係を超え、「仲間」を増やすコミュニティ醸成のノウハウを地方創生へと活用する具体的な方法を探ることを目的としています。
講師には、アイ・オー・データ機器広報宣伝部部長の西田谷 直弘氏が登壇しました。西田谷氏は、ゲーミングモニターブランド「Giga Crysta」の立ち上げ、東京ゲームショウへの出展、プロゲーマーとの契約、eスポーツ漫画とのコラボなど、ゲーム業界の最前線で多岐にわたる活動を展開してきた人物です。単なる情報発信に留まらず、選手やファンと直接対話することで、熱量の高いコミュニティの形成に深く関わってきた経験を持つ同氏が、「なぜゲームには人が集まり、熱狂が生まれるのか?」というテーマを掘り下げました。
講演では、コミュニティ醸成のノウハウが徹底解説され、最新テクノロジーであるNFTやコミュニケーションツールのDiscordの活用事例を交えながら、ゲーム業界の知見を地方創生における関係人口の創出へとつなげる具体的なヒントが語られました。また、参加した学生とのディスカッションの時間も設けられ、知見を深める機会となりました。
当日の参加者は9名で、西田谷氏の豊富な経験と具体的なノウハウの共有を通じて、地方創生やコミュニティ運営に関心を持つ参加者にとって示唆に富むイベントとなりました。
