リユース~私たちが環境のためにできること~ (3年生向け)

 のどがかわいたとき、コンビニやスーパーなどでペットボトルを買う人も多いのではないでしょうか。ペットボトルなどの使つかて(1回使つかったらてる)容器ようき便利べんり使つかいやすいことから、簡単かんたんに買えるものですが、そのわりにごみがえていくことになります。これらの使つか容器ようきはたくさん作られ、たくさんてられることで環境かんきょうにいろいろな負担ふたんをかけます。そうしないために、今ではリユースボトルを使つかうようにすすめられることが多くなっています。

リユース(Reuse)

 リデュースの次にやってほしいと言われているのが、何回も使つかうことを意味いみするリユースです。ものを大切にし、てずにかえ使つかうことを目的もくてきとしています。たとえば、こわれたものをちがうものにえたり直したりして使つかうことや、からになったシャンプーやボディソープのボトルにつめかえ製品せいひんを入れて、かえ使つかうことなどがリユースです。また、この記事で紹介しょうかいするリユースボトルを使つかうことは、高い効果こうかがあるとされている方法ほうほうです。

リユースボトルとその効果こうか

 リユースをすることで、リユースボトルというものを使つかうことも、環境かんきょうへの負担ふたんらすのに大きな効果こうかがあります。そもそもリユースボトルとは、マイカップやマイボトルとしてかえ使つかえるものです。水筒すいとうはその1つのれいであり、何回もあらって使つかえるボトルなので、ごみの出るりょうらすことができます。

 ものを入れる容器ようきとして使つかいやすいペットボトルや、アルミかん、スチールかん、紙カップやプラスチックカップなどは、使つかてるものとして作られてきました。これらは便利べんりではありますが、すぐにてられてしまい、小さくすることができずに場所を取ってしまうので、ごみのりょうえる原因げんいんとなりました。こうしたごみのりょうらす効果こうか期待きたいできるのが、リユースボトルです。

 外に出るとき、水筒すいとうものを入れておくことで、ペットボトルのものを買う必要ひつようがなくなるので、ごみを出さないだけでなく、むだづかいをらすことにもつながります。

二酸化炭素にさんかたんそ排出量はいしゅつりょう減少げんしょう

 リユースボトルもそうですが、物をつくるときやてるときには二酸化炭素にさんかたんそが出され、環境かんきょう負担ふたんがかかります。この負担ふたんを、リユースボトルなどを使うことで、どれだけ二酸化炭素にさんかたんそらすことができるかという調査ちょうさで、二酸化炭素にさんかたんそが出されるりょう水筒すいとうなどの何回もあらって使つかうことができるものが1番少なく、プラカップなどの使つか容器ようきが1番多いことが分かりました。ほかのリユースボトルも同じように、くりかえ使つかうことで、作るときとてるときに出る二酸化炭素にさんかたんそりょうらすことができます。

プラスチックごみらす

 今世界せかい問題もんだいとなっているのが、海洋かいようプラスチックごみによる環境汚染かんきょうおせんです。プラスチックごみの代表的だいひょうなものがレジぶくろやペットボトルなので、リユースボトルを使つかうことはこれらのごみをらすことにもなります。ペットボトルを使つかうのをらせば、ごみとして出されるりょうり、海へながれ出るのを止めることもできます。

 ペットボトルには長くもつ強さがありあらえることから、リユースボトルとして使つかうことができ、新しく買う回数が少なくなります。なので、くりかえ使つかうことはリユースとしての取り組みにもなります。リユースボトルは今からでも取り組むことができ、リユースできる容器ようきはすぐに手に入れられるものもあります。水分すいぶんを取ることは年中ねんじゅう通して、特に夏は熱中症ねっちゅうしょうにならないためにも必要ひつようです。環境かんきょうを守るための取り組みを、リユースボトルを使つかうことで、ごみをらすことからはじめてみるとよいでしょう。

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