6月28日(水)の活動には、中迫さんに来ていただき、牡蠣の養殖パイプを使ったアップサイクルの実演をしていただきました。中迫さんに持ってきていただいた機械を目にし、子どもたちは興味津々でした。その機械を使い、パイプを機械で細かくした後に熱で溶かして、シートやタイルを作りました。また、そこからキーホルダーも作成することができました。パイプは緑や黒が多かったので、もっと他の色も欲しいという声もありました。
今までは硬いものを切ったり穴を開けるのは難しかったですが、中迫さんの道具で切ったり穴を開けたりと、自分たちがやりたいことをすぐにすることができました。それもあってか、これまでの活動の中で一番意欲的で、みんな楽しそうに取り組んでいました。
6月30日(金)の活動では、話し合い活動をメインに行いました。これまで、塩屋海岸で拾った漂着物を使って制作を行っていましたが、だいぶ材料も少なくなってきました。材料を集めてくるところを大人任せにするのではなく、子どもたちで考えて集めてほしいということで、これから制作に使う材料をどうやって調達するかについて話し合いました。
また、これまでの制作の中で、硬いものを加工できなかったり、したいことができなかったりすることがあったので、他に使いたい道具についてもみんなで話し合い、ホワイトボードにまとめてくれました。
材料を集めるためには、大学で拾ったり、家から持ってきたりするということでした。また、壊れたおもちゃやいらなくなった発泡スチロールなど、調達できそうなものや欲しい材料を考えてくれました。使いたい道具は、のこぎりやハンマーなどを挙げてくれました。木や鉄、太いパイプなどの硬いものを加工できるようになると、これから制作の幅も広がっていきそうです。