実験や観察をするときには、正しく記録をとることが大切です。自分の調べたいことを調べることができるように、実験や観察の前にどんなことを記録するか決めておきましょう。
実験
ものの溶け方を調べる実験をするときに、どんなことを記録すればよいか考えてみましょう。溶かすものによって溶ける量にちがいがあるか、溶かすときの水の温度によってものが溶ける量が変わるのかを調べます。
- 日付
- 天気
- 溶かすもの(食塩、ミョウバンなど)
- 溶かすものの量
- 溶かすときの水の温度
- メモ(ささいなことでも、気になったことがあれば書いておきましょう)
目で見てわかりやすいように写真をとったり、あとで実験の様子を見返せるように動画をとったりしてもいいですね。
観察
アサガオの観察をするときには、どんなことを記録すればよいでしょうか?
- 日付
- 天気
- 様子(絵をかいたり、写真をとってはったりしましょう)
- 葉の数
- 葉のつきかた
- 葉をさわった感じ
- 葉の色
- 花の数
- 高さ
- 気づいたこと
- メモ(ささいなことでも、気になったことがあれば書いておきましょう)
自分がどんなことを調べたいかよく考えて、記録することを決めるようにしましょう。
記録用紙
どんな紙に記録をするかも考えてみましょう。表にまとめたいときは、定規がなくてもまっすぐ線を引きやすい方眼用紙が便利です。実験しているつくえにノートを広げるときは、じゃまにならないように折りたためるリングノートがいいかもしれませんね。あとでまとめるなら、メモ帳や使いかけのノート、裏紙でもよいでしょう。自分の目的に合った記録のしかたを考えて、実験や観察に取り組むようにしましょう。