研究の計画を立てよう

3-4Graders

 研究をうまく進めていくために、まずは計画をしっかりと立てて、計画書にまとめてみましょう。

1.目的もくてきを考えよう

 まず、何を知るための研究なのかという目的もくてきを考えます。自分がどんなことを調べたいかによって、どんな研究をするかもわります。研究がすべて終わったときに、自分は何を知ることができていたらよいのか、研究のゴールをよく考えて決めましょう。

2.研究の方法ほうほうを考える

 どんなことを知りたいか決めたら、知りたいことを知るために、どんな風に調べればよいかを考えます。どんな実験じっけん観察かんさつをすれば、知りたいことを知ることができるか考えてみましょう。いったん調べ方を決めたら、少し立ち止まって考えてみましょう。その調べ方で、本当に自分が知りたいことを知ることができるでしょうか?大切なところなので、気をつけて考えましょう。

 ざっくりと調べ方を決めたら、細かい内容ないようを考えていきます。調べるときに条件じょうけんをどのようにえたらちがいがわかりやすくなるか、実験じっけんなどの手順てじゅん順番じゅんばん)をどのようにしたらスムーズに進めることができるか、よく考えてみましょう。

 研究のしかたを考えたら、調べたことをどう記録きろくすればよいか、どんなことを記録きろくするかを決めましょう。どんな研究かによって、記録きろくのしかたはわります。自分の調べることに合うように、記録きろくすることを決めましょう。

3.準備物じゅんびぶつを考える

 研究のしかたを決めたら、必要ひつような道具や材料ざいりょうを考えます。自分が実験じっけんなどをやっているところを想像そうぞうしてみると考えやすいですね。まずは、ペットボトルなどの容器ようき、はかり、ものさしというように、実験じっけんなどで必要ひつようなものを考えてみましょう。うまくいかなかったときのことも考えて、多めに準備じゅんびしておいたほうがいいものもあるかもしれません。また、筆記用具、ノート、カメラなど、記録きろくに必要なものも考えなければなりません。だれかにしてもらったり、だれかといっしょに使ったりすることができるものもあるので、まわりの人に相談しながら、準備じゅんびするものを考えてみましょう。

4.予想を立てる

 どういう風に研究するか決めたら、その研究をしていくとどういう結果けっかになりそうか、予想を立ててみましょう。予想と合っているか、どうちがっているかを考えながら研究を進めていきますが、予想通りにいかなくても大丈夫だいじょうぶです。予想を立てる中で、計画をえたほうがいいと思ったら、もう1回研究のしかたを考え直してみましょう。

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