日誌の記録のしかた

3-4Graders

 研究をする中では、毎日の記録きろくをつけ、それをみ重ねていくことが大切です。毎日の記録きろくをするものを、日誌にっしといいます。日誌にっしには、その日したことを書いて、あとから見返せるようにします。あとで見返すことで、自分の考えがどうわってきたのか、自分がどう成長せいちょうしたのかがわかります。また、研究したことを発表するときにも、日誌にっしに書いてあることをもとにまとめることができます。では、どんなことをどんな風に書けばよいのか、見ていきましょう。

  • 日付
  • 天気
  • 見たことやしたこと(その日に何をしたのかを書きましょう)
  • 考えたこと(その日にしたことから、自分がどんなことを考えたかを書きましょう)
  • メモ(ささいなことでも、気になったことがあれば書いておきましょう)

 すべて文章で書いてもいいですが、箇条書かじょうがきにすると見やすいですね。

箇条書かじょうがきというのは、

  • ~~~~~をした。
  • ~~~~という記事を読んだ。
  • 昨日よりも~~~だった。
  • ~~~~~だったが、自分は~~~~だと考えた。

というように、「・」をつけてから文を書くという書き方です。ふつうに文章を書くよりも、大事なところを短くまとめて書くので、あとで見返しやすくなります。さらに、簡単かんたんに書き足すことができるといういいところもあります。

ノートに記録きろくする

 自分のノートに記録きろくするときは、どうすればよいでしょうか。ここでは、2つの書き方のれい紹介しょうかいしたいと思います。

 1つ目は、上にあるワークシートと同じように、書くことを横に分けて記録きろくするやり方です。ここでは文章で書いていますが、もちろん箇条書かじょうがきでもOKです。

 2つ目は、書くことをたてに分けて記録きろくするやり方です。横にならべると、それぞれの対応たいおうが見やすくなります。たとえば、「したこと・見たこと」から矢印やじるしでつないで「考えたこと」に書けば、何から考えたかがわかりやすくなります。ここでの「メモ」のように同じ行に書けば、矢印やじるしでつながなくても何についてのメモなのかがわかりやすいですね。

 どちらの例でも、毎回同じところに同じものを書くようにするほうが、書きわすれもなくせるし、どこに何が書いてあるかわかりやすくなります。自分がその日やったことをきちんと記録きろくできるように、そして自分が見返しやすいように、工夫して記録きろくしましょう。

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