実験が終わったら、実験の結果やわかったこと、感想などをまとめていきます。それぞれどんなことを書けばよいのか、どんなことに注意してまとめていけばいいのかを見ていきましょう。
実験の結果
ここでは、自分がした実験から出た結果を書きます。結果というのは、事実です。重さをはかったら何グラムだったか、時間をはかったら何秒だったか、というように、だれが見ても同じである事実だけを書きましょう。わかりやすいように、写真やビデオをとっておいたり、表やグラフにしたりしてまとめてもいいですね。
わかったこと
ここでは、実験の結果からわかったことを書きます。水を温めるとものが溶ける量が増えることがわかった、ふりはばを変えてもふりこが1往復する時間は変わらないことがわかった、というように、実験の結果からどんなことがわかったかを書きましょう。この実験をやってみてわからなかったことや、次はどんな実験をやってみたいかも書いてみるといいですね。
感想
ここでは、実験を通しての感想を書きます。実験をして自分がどんなことを感じたか、どんなところを工夫したか、うまくいかず難しかったこと、反省したことなどを書きましょう。また、予想と同じだった、予想とちがって意外だったなども書くといいですね。
注意すること
これまで見てきたように、実験の結果はだれが見ても同じ事実、わかったことや感想は、自分がどんなことがわかったか、どんなことを感じたかというちがいがあります。それぞれのちがいをよく考え、実験の結果と自分の考えが混ざってしまわないように注意してまとめましょう。