2月21日(水)は、今年度最後の活動でした。活動前半では、いつもと同じようにペットボトルのキャップを使った遊びを考えました。参加してくれている子どもたちの多くは野球が好きなので、今回は新しく手に入ったテープ型の磁石も使って、野球をもとにした遊びを考えていました。
ボールとなるキャップのまわりと、守備となるキャップの前面にマグネットテープを貼り付け、磁石が引き寄せ合う性質を利用して遊ぶようになっていました。今までは的となるものに当てたりゴールに入れたりすれば得点ゲットというルールが多かったですが、磁石の性質によって逆に当たらなければ得点ゲットというルールに変化しています。使える素材やその特徴を生かしながら、子どもたちが遊びを変化させている様子が見られて面白いですね。
初めはボールと数個の守備のみでしたが、気づけば守備のキャップがたくさん増えており、「2塁打」「ホームラン」などと書かれたエリアができあがっていました。これまでも、遊ぶ中で子どもたちが話し合いながらルールなどを変えていて、だんだん子どもたちが協力し合う姿が多く見られるようになったのが嬉しいです。学校も学年も違う子どもが集まり、時には上手くいかないこともありましたが、今年度の活動を通して大きく成長したと改めて感じました。
活動の終わりには、ささやかですが修了式を行いました。修了証とこれまでの活動で撮った写真を1人1人読み上げて手渡し、最後は記念写真を撮りました。最終回に全員参加とはいきませんでしたが、みんながそれぞれ思い出を胸に、いい顔で終わることができてよかったと思います!
たくさんの方々のお力添えのおかげで、今年度の活動も無事終えることができました。活動にご協力いただいたすべての皆様に心から感謝申し上げます。来年度は4月の第2, 3週あたりから活動開始の予定です。ご都合が合うようでしたら、続いてご参加いただけますと幸いです。