ペットボトルやキャップを使った遊びを考えました

3-4Graders

 2月14日(水)の活動では、前回に引き続きペットボトルのキャップを使った遊びをしました。今回は、新しくエアホッケーのようなゲームを生み出していました。以前いろいろと試作したものの中に、7つのキャップを円状にして平らにしたコースターのようなものがあったので、そこから着想を得たようです。原形のキャップを上に置いてテープで合体させ、それを使ってキャップを打つようにしていました。

 初めは大きいテーブルに2人が向かい合って、たくさんのキャップをそれぞれ好きなように打っていました。そこから1つのキャップを打って点数を競うようにしたり、キャップを見やすい色のものに変えたりしていました。さらに、以前と同じようにフィールドを作ろうという流れになり、アルミホイルの箱やペットボトルでゴール以外を囲っていました。キャップが軽いので、打つと空中に飛んでしまうなど、なかなか難しいようでしたが、いつもとは違うペアで楽しく遊べたようです。

 活動中盤になると、ペットボトルと輪ゴムを使って新たな遊び道具を作ろうとする動きがありました。飲み口部分を切り取ったペットボトルに4か所切り込みを入れて、そこに中央が十字となるように輪ゴムを引っかけたものを作っていました。十字の部分に物を押し付けた状態で手を離すと、ゴムがはね返すことによって物が飛ぶというおもちゃです。

 最初は輪ゴムをつけたペットボトルを下に置いて、上から他のペットボトルを押し付けるようにして遊んでいました。上に置く物や置く位置によって飛ぶ高さが変わることに気づき、安定して物を飛ばすにはどうすればいいか試行錯誤する様子が見られました。今回の活動で最も安定して飛ばすことができたのは、下にビンを置き、その上から輪ゴムを付けたペットボトルを押し付ける形で飛ばす方法でした。何回か見せてもらいましたが、かなり高く飛ばすことができていました。

 また、今回もペットボトルのキャップやプラスチック製容器包装を利用したマグネットの改良を行いました。これまで何度か挑戦してみましたが、やはりマグネットの全面に容器包装をきれいに貼り付けるのは難しいようです。そこで今回は、少し小さめに容器包装を切り取り、穴が空かないように注意しながらアイロンで貼り付けることにしました。1回のアイロンで全体を均等に貼り付けることはできないので、破れないよう様子を見ながら数秒加熱し、上手く接着できていない部分は追加で加熱する形で行いました。すると、以前よりもきれいな出来になりました。いずれにせよ、キャップを溶かして冷やす段階で、表面ができるだけ平らになるように仕上げる必要があります。現時点で上手くいかないことが多いので、どうにか改善できればと思います。

Copied title and URL