12月10日(日)に、愛媛大学ひめテラスにて、クリスマスマーケットが開催されました。昨年と同様、小中高生や大学生の団体も参加し、商品を販売したりワークショップを行ったりしていました。SDGs教室・SDGsワークショップとしては、活動の中で作ったアップサイクル品の販売を行いました。
クリスマスマーケット開始前にみんなで集まって、子どもたちが考えながら準備を進めてくれました。自分たちの使える場所を見て、どのように商品を陳列するか、商品紹介のPOPはどのように貼るか、子どもたちに決めてもらいました。また、接客する人、呼び込みをする人、レジをする人など、役割分担をして運営してくれました。みんながしたい役割が被ってしまいましたが、時間を決めて交代するように決めてくれました。
はじめ男の子たちはあまり売り込みに自信がなかったようですが、交代制で自然と接客の役割にも入り、商品紹介をしていました。女の子たちの売り込みがとても上手で、大人顔負けの接客をしてくれました。「これって何でできているか分かりますか?」という問いかけをお客さんにして、興味を惹かせているのには驚きました。そこから自分たちがしてきた活動などを話して、購買意欲を高めていました。また、自分たちで作ったキャラクターやロゴの紹介なども積極的に行っていました。今回参加できなかった子もいましたが、自分が作っていない商品でも他の子たちが一生懸命紹介をしている姿を見ると、みんなで活動してきてよかったと心から思いました。
最後のほうには、なかなか売れない商品を売るために、値引きをしようと子どもたちが考えてくれました。その際にも、何円値引きするかを子どもたちで話し合って決めてくれたのはとても嬉しかったです。テレビのインタビューもありましたが、きちんと受け答えができており、自分たちの活動に誇りをもっているというのが伺えました。今回のクリスマスマーケットへの参加を通して、子どもたちの成長を感じました。
私たちの活動の他にも魅力的な出し物が多くあり、子どもたちも時間を見つけていろいろなことを体験していました。ブースに帰ってきてからもすごく楽しそうに話してくれ、来年以降の参考にもなったのではないかと思います。
最後になりましたが、ご参加いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。皆様のご理解とご協力のおかげで、無事にクリスマスマーケットを終えることができました。ここで一区切りですが、活動は2月まで続きますので、今後ともよろしくお願いいたします。