12月6日(水)の活動では、クリスマスマーケットが近くなってきているということで、商品リストを作成しました。今まで作ってきたものを振り返るとともに、商品として売るものを決め、それぞれの値段を決めていきました。自分がお客さんならいくらで買うか想像してみるよう伝えましたが、なんとなく決めたり、材料費や手間を考えて決めたりと、人によってそれぞれ違いがありました。また、商品として売るものには、以前みんなで投票して決めたロゴを印刷したシールを貼りました。子どもたちも自分たちが作った商品が売れるかどきどきしているようです。
SDGs教室の子どもたちが商品紹介のPOPを作成しているので、そのための商品の撮影とインタビューに来てくれました。SDGsワークショップの子どもたちは、商品をどのようにして作ったか、どんな特徴があるかなど、しっかりと答えてくれました。
さらに、今回売る商品ではありませんが、ものづくりも行いました。以前のようにプラ板を作っている子だけでなく、新しい作品を作り始めた子もいました。お惣菜のパックに絵を描いて切り貼りしていて、何ができるのかと思い見ていると、プラレールを作ったそうです。おもちゃは買うことが多いと思いますが、身近なものから手作りするというのも愛着が湧いていいですね。この活動も終盤ではありますが、平面を組み合わせて立体にするという動きはこれまであまりなかったので、今回の活動で得た経験を生かしてさらに新しい作品が生まれていくのではないかと思います。
12月8日(金)の活動は、クリスマスマーケット前の最後の活動でしたが、商品として売るものは出揃ったということで、商品は作らず、それぞれが自分の作りたいものを作っていました。前回と同様に、プラ板を作る子とプラレールを作る子に分かれて活動していました。少し前から活動に新しく参加してくれた子も、だんだんと活動や他のことの交流に慣れてきている様子で安心しました。
今回もSDGs教室の子が商品についてインタビューに来てくれました。SDGs教室の子たちは、SDGsワークショップで作った商品について直前まであまり知らない状態で、似た商品でも値段が違ったり、作った本人が不在だったりと、少しバタバタしてしまいました。お互いがどんなことをしているのかわかった上で自分たちの活動を進めるというふうに、もう少し連携しながら活動を進めていけばよかったなと思いました。クリスマスマーケットでは、SDGs教室・SDGsワークショップが一緒になって商品を売ることになるので、上手く連携し協力しあいながら活動できればと思います。