商品を改良・増産しました

3-4Graders

 11月8日(水)の活動では、制作活動の続きとして、これまで作ってきた作品の改良や増産を行いました。

 以前からペットボトルを使った筆箱を作っている子たちは、前回作ったものに色を塗ったり、大きめのペットボトルで新たに作ったりしていました。ペットボトルの上のほうに顔を描いて、ファスナー部分が口、下に手を描いています。ファスナー部分を黒く塗って虫歯を表現している様子が見られ、いろいろなデザインの工夫がされていると思いました。

 前回ポーチなどを作っていた子は、一旦作ってきた物が完成して、作るものに悩んでいるようでした。ペットボトルや傘などの材料を目にして、何か作れないかと試行錯誤していました。今日の活動では、ペットボトルを使ってペン立てを作ってくれました。きつねの絵を描いたり、元のペットボトルの形を生かして線を引いたりしています。

 以前からペットボトルでペン立てを作っている子は、新たなペン立てを作ってくれました。前回までは、1回の活動で1個作るぐらいのペースでしたが、制作に慣れてきたのか、今回は3つ作ってくれました。アクリル絵の具を使えるようになったことで、広い面も塗りやすくなったのかなと思います。筆の先端に絵の具をつけ、筆を指で弾いて色をつけている場面もありました。実際にスパッタリングという技法がありますが、その知識がなくても自分で考えてやっているのがすごいです!これからもどんどん個性的なデザインを施していってほしいと思います。


 11月10日(金)の活動では、主に前回の制作の続きを行いました。

 前回ペン立てを作っていた子は、途中で終わっていたものに油性ペンで色をつけ、完成させていました。さらに今回は、子どもたちが作ったペン立ての切り口を、アイロンで加工してみました。見た目では分かりづらいですが、切り口が丸まって中に入り、触っても痛くないようになりました。

 前回筆箱を作ってくれた子は、続きとしてアクリル絵の具で色をつけていました。油性ペンと違って、あまり絵の具をのばさずに塗ると厚みが出たまま固まるので、それが面白いのか、表面をでこぼこにしたまま塗っていきました。色付けに使う道具によって、それぞれ違う特徴や面白さがあるということに気づいたようです。

 それぞれ一旦作りたいものの制作を終えたようで、デザインカッターでペットボトルのキャップを切って遊んでいました。切る幅を変えることで、いろいろなデザインになるのを楽しんでいました。

 また、今回はたまたま教室に蜘蛛がいたことから、ペットボトルで虫かごを作ってみようという動きになりました。結果的には作ることができませんでしたが、ペットボトルを切って飲み口を逆さまにしてつけると罠になると考えてくれた子がいました。実際に鰻などを捕まえる罠と同じような形をしています。虫かごから着想を得てか、かわいいアリの絵をたくさん描いてくれました。

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