企画書と試作品を作りました

3-4Graders

 10月11日(水)の活動では、企画書づくりと試作品づくりの続きを行いました。

 企画書づくりをする子は、パスケースの企画書を書いてくれました。初めは肩掛けができるようなひもをつけたいと考えていたようです。しかし、パスケースを肩掛けする人はあまりいないかもという話をしたところ、たしかにランドセルやカバンにつけて使う人が多そうだということで、どのくらいの長さがあればいいか考えてくれました。また、通常はそこまでの長さがなくていいことから、スプリングストラップやリールストラップにすればいいかもしれないと考えてくれました。

 また、以前ペットボトルでプランターの試作品を作っていた子は、その企画書を書いてくれました。ペットボトルの一部分をカッターで切って、底になる部分に穴を開け、排水されるようになっています。みんなの前で発表をしてもらい、推薦書を書いてもらいましたが、まだ商品化するためには改善が必要という結果になりました。プランター自体は排水できるようになっているのですが、室内で使うには受け皿が必要です。受け皿を作ってプランターとセットにした商品にすれば、場所を選ばずに使うことができるのではないかという意見がありました。ひとまわり大きなペットボトルを切り取って、受け皿にすればもっとよくなるというアドバイスをもらっていたので、今後改善してぜひ商品化してもらえればと思います。

 試作品づくりをする子は、ナイロン傘の生地を使って筆箱を作っていました。今回は生地の接着部分が表面にこないように、裏面の状態で接着し、裏返して作りました。圧着テープで留めているので、強度はあまりありませんが、見た目はこちらのほうがきれいに作ることができます。作ってみると筆箱としては長すぎたようで、もう少しサイズ感を見直したほうがいいということでした。また、アイロン圧着テープだけだと細かい部分が難しく、ファスナーの端の処理をどうするか悩んでいました。



 10月13日(金)の活動では、商品を自分で考えるのには限界があるということで、他人の作ったものを参考にしてみることにしました。インターネットでアップサイクル品を探してみると、同じように海洋ごみやビニール傘から製品を作っている会社などが見つかりました。しおりやプランター、ショルダーバッグなどが作られているのを見つけ、そこから自分たちで作れそうなものを企画書に書いていきました。

 ある子は、ペットボトルで作るペンケースを見つけていました。ペットボトルを上下に切り、つなぎ目にファスナーをつけて開閉できるようにするようです。また、そこから派生してペン立てを作ろうと考えている子もいました。ペンを整理することができるように、3つほどペットボトルをくっつけたいと考えているそうです。

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