企画書づくりを行います

 10月4日(水)の活動では、まず先週から行っていたロゴのアンケートの結果を確認しました。特に評価が高かった2つがこちらです。

 みんなからの評価が高かったものをもとに、足りない要素をつけ加えて、これからロゴの最終決定をしていこうと思います。

 これまで、SDGs教室のほうでも何回か商品作りをしてきましたが、今までは思いついたものをそのまま作っていました。本来の会社では、作りたいものがあれば企画書を作って、会議でどれがいいかをみんなで話し合ってから作ります。この活動では、子どもが書いた企画書を見て、大人2人以上に推薦書を書いてもらい、OKがもらえたら実際に商品として作り始めるという流れで考えています。

 今回は、会社らしく企画書を作ってみようということで、例としていくつかの企画書を見てみました。企画書を作らないと大切なことがわからなくなることがあるため、企画書を作ることでみんなの意見を取り入れたよりよい商品ができるということをわかってもらえたようです。

 作りたいものとしては、キーホルダーやマグネット、スマホ用のショルダーバッグ、財布、クリスマスツリーのオーナメントという意見が出ました。プラ板づくりは前からやっていますが、材料が足りないということで、さっそくクラスで回収箱を作って呼びかけてくれている子もいるようです。子どもたちが主体的に進めてくれているのがとても嬉しいです!

 活動の後半では、実際に企画書を書いてみました。今のところ、子どもたちはプラ板キーホルダーと財布を作りたがっているようです。それぞれが商品の金額や特徴を一生懸命考えていました。


 10月6日(金)の活動では、前回の活動で考えた企画書を練り直し、実際に試作品を作ってみました。

 プラ板キーホルダーを作る子たちは、プラ板がどのくらいの比率で縮むのか研究しながら作り、キーホルダーの素材もどのようなものがいいか話し合いました。また、プラ板に油性マーカーで絵を描いて加熱したあとでも、マーカーが手についてしまうので、スプレーでコーティングしようという案も出ました。

 財布を作る子は、ビニール傘の生地で、圧着テープとファスナーを使って作っていました。袋状にするために端だけ留める必要があるのですが、誤って端以外にも熱が加わってひっついてしまうというハプニングもありました。試作なので上手くいかなくて当然なのですが、実際に商品を作るときに注意すべき点に気づくことができてよかったと思います。

 プラ板キーホルダーは、企画書を書いてみんなに説明し、無事大人から推薦書を書いてもらうことができました。商品としていいところや、売るために改善すべきところなどのコメントももらい、子どもたちはついに商品化できる!ととても喜んでいました。来週は試作品の続きを進めたり、商品づくりを進めたりしていきます。

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